
私がまだ働いている頃、我が家の飲料は、2Lのペットボトル麦茶でした。
今思えば不思議ですが、麦茶を自分で作る心の余裕もなかったのです。
理由は、煮出し麦茶を冷ます時間がなかったのと、良い麦茶ポットに出会えなかったからです。
マンションの水道に浄水器をつけていなかったので、水のニオイが気になるため、お茶はいつも煮出していました。夜9時に帰ってきて、夕飯の準備をして、洗濯物をたたんで、そこからお茶を作って、冷まして……というのをやる余裕がなかったんですね。
また、当時は注ぎ口の狭い、新婚生活にありがちな、オシャレ麦茶ポットを使用していました。
とっても可愛いのですが、容量が1Lちょっとで、すぐなくなっちゃう。。私1人がフレーバーティーを楽しむ用にはもってこい!なのですが、180cmオーバーの夫+165cmの私たち夫婦の麦茶消費には敵わなかったようです。
「家事のストレスは金で解決」というDINKSの特権で、毎月12本入りのペットボトル飲料を2回、Amazonで購入していた訳です。その額、月間4,000円。今思うとスゴイです。
産休に入り、さすがの私でも、いまのままお金を使っていてはいけない、節約せねば……と危機感を持ちました。でもお金が入り用な今、浄水器を買うのもはばかられる……ひとまず、煮出し用の麦茶ポットを買おう!!
そこで、義姉宅で使っていて、良いよ〜と言われた麦茶ポットを買ってみたのですが、これがもう本当にオススメ。
オススメすぎて、里帰りした実家にも揃えたほどです。
▼岩崎工業さんの、スライドピッチャー。とにかく使い勝手が良い
■オススメポイント
・2L以上入ります。作る頻度が2分の1になってうれしい。
・プラスチック素材なのに、熱湯を入れても大丈夫です。
・縦でも横でも液漏れしません。
・フタが素晴らしい。まず、ワンタッチで開閉できます。分解して洗うのも簡単。なにより、持ち手がたくさんあって便利なのです。
▼ここが持てるのが地味に嬉しい

ここ、持てると便利です。野菜室に置いてもスイッと持てて、しかも漏れない。。ちょっとしたことが工夫されてて、使い込む中で「便利!」と感動します。
こういう、細かな心配りが見える商品が私は大好きです(日本人のモノづくりへのこだわりを感じます)。
早速実家で使っているのですが、使いだしてから母がニコニコでかわいいです。良いツールは、生活を潤しますね。
ちなみに……同じような商品が、栗山はるみさんブランドからも出ています。製造元が同じようなのです。(義母宅では、こちらを使用していました。さすがリッチである
こちらの方がカラーリングがかわいいし、形もちょっとスタイリッシュだ……でも値段がまったく違う……ということで、私はノーブランドを選択しました。
ただ……いま里帰りをしているのですが、もちろん夫には自分1人の生活で「麦茶を作る」などという殊勝な心掛けはないのであります。
そのため、我が家計がこのポットのメリットを享受できる日は来月以降になりそうです。トホホ。。。
とはいえ、この夏も暑くなりそうです。みなさんも快適な麦茶ポットで、暑さを乗り切りましょう!