
ここ2週間、私は悶絶していた。なぜか。
甘く見ていたのだ。この私ならば大丈夫、という慢心があったのだ。
結果、あれよあれよと状況が変化し……ヤツがきた。乳腺炎である。
異変を感じてから助産院に駆け込むまでの戦いをここに記したい。
■乳腺炎はツラいよ
・1:【乳腺炎編】キズパワーパッド最強説……?
・2:【乳腺炎編】おっぱいマッサージにより華麗に復活。
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娘も11ヶ月にして、ようやく上の歯が生えてきました。
それまで「ウチの子はおっぱい噛まないのかしら♪」と思ってたのですが、まぁ噛む。
わざとじゃかくて、眠い時にウッカリ噛んでるようなのですが。。
そして、異変を感じだのが1日目。
なんかイタイ。イタイかもしれない。
ちくちくするし、吸われた時に若干痛い。産後の乳首切れたみたいな痛みでした。
でもこの日は、明確に噛まれた感じがしなかったので、なぜこんなに痛むのか原因不明でした。
2日目は、吸われるともう痛い。
吸ってもらっても、乳房下部はペラペラになるのに、上部は張ったまま!詰まりかけてるのかも?と不安になり、とりあえず我流おっぱいマッサージをし、添い乳の体制もチェンジ。
私の頭を娘の足元にして、逆さの状態で吸ってもらい、なんとか上部の張りは消えました。
3日目
始終、ズンと重い痛みがある気がする。
乳頭を見ても、白斑みたいなものはないし…授乳がめちゃくちゃ痛い。
とりあえず、やったことないフットボール抱きで飲ませてみる。どんな体制でもゴクゴク飲んじゃう食いしん坊な娘である。
しかし母は、この辺りで病院を意識する。
4日目
おっぱいはペラペラ。朝、さーて今日も会社頑張るぞ!と、いつものように母乳パッドを取り替えようとしたら…血痕がッ!!超少量。ビビって乳頭を見ると、かさぶたができているのであります。
え?なんで?やはり噛まれたの?それとも詰まってる?謎すぎて怖いので、この時点で母乳外来がある、出産した病院へ電話。
がしかし、助産師さんに「産後11ヶ月です」と伝えると、「そんなことで電話してクンナ」ばりの、大したことない口ぶりで、逆に私が恥ずかしく。。
「噛まれて痛いくらいなら、そっちのおっぱいはお休みして、どうしても辛くなったらまた電話ください」とのことでした。
でもね、助産師さん。痛いのよ、ズキズキするのよ、授乳が怖いのよ。。
「そっちのおっぱいお休み」と言われたって、お休みしたら、翌朝張るじゃない。しかも尚の事詰まるんじゃないの?
てっきり抗生物質をもらって落ち着くとばかり思っていたので、このあしらいに絶望的な気持ちに。
というわけで、Google先生に助けを求めることに。
「おっぱい 噛まれる」で検索すると、なんと「キズパワーパッド」の文字が多いことか!
キズパワーパッドって、傷から出てくる粘液を固め、自然治癒を促すバンドエイドです。
それをどうするの?というと、なんと、乳首に貼る!直接貼るッ!
えええーーー!!!んなバカなっっっ!と思いましたが、もうガチガチに張って痛いパイに思考回路もショート寸前、というかショートしていた。
藁をもすがる思いで、まだ会社にいる夫にライン。
まめ:キズパワーパッドを買ってきて~~!涙
夫 :どうした?ケガしたの?
まめ:パイがぁぁ~~~(´;ω;`)
夫 :おk
とのことで、しれっと買ってきてもらいました。
娘は授乳でしか眠れない(涙)ので、夜中起きた時のことも考えると、この晩はパイの出番がまだあるので、貼れません。
実行するとしたら翌朝です。1日が始まれば、夜まで授乳はしないのでチャンスです。
文字通り息を殺し(痛いの)翌朝を待つのであります。
そして、待ちに待った朝。
ついにこの時が来たッ!
意気揚々とキズパワーパッドを貼るのである。
その日の夜…
キズパワーパッドがブヨブヨに膨れている!ということは、乳首が水分に覆われて回復を促されたということであります。
そして、夜の寝かしつけ。
授乳しても、痛くない!
キズパワーパッド最強〜〜!!!
こんなので良くなると思わなかった(し、キズパワーパッドの注意書きにも「噛み傷NG」的なことが書いてあったので、完全に自己責任での使用で後ろめたかった)のに、一安心。ふぅ。
この調子で、明日もキズパワーパッドを使うぞ♪
と、思っていたのであります。そう、この日までは……。(つづく)