
1歳を過ぎ、室内での歩行も安定するようになったころ。娘に初めてのお靴を買いました。
ファーストシューズ購入にあたり、ネットで色々検索する日々。記念に残したいからデザインも重視したいし、子供の足の成長に良いものを選びたいし…という訳で、迷いに迷った挙句、伝家の宝刀・百貨店へ。
(ちなみに私は百貨店が好きだ。生活スタイルを提案されているようでドキドキする。見ているだけで至福の空間である。)
サイズはいくつかな?
まずは、足の計測。裸足でつま先からかかとまで木型で型を取って大きさを測る。
私はいい加減だから、こんなに正確に測れないなぁとぼんやりしながらその様子を見ていた。
靴下を履くとさらに5〜7ミリ増すという。それを参考にいくつか靴を試着した。
娘の足は、なんと、13センチもあった。これは、ファーストシューズの用意が13.5センチまでだと考えると、中々のデカさである。
父182センチ、母165センチの両親を持つ娘。
私の身長は、もっと高い方もいるだろうけど、それでも背が高いことが嫌だった時期がある。
思春期、娘も悩むのだろうか。この足が地をとらえ、自分の力で困難に立ち向かう日々を想う。
赤ちゃんのあんよを守るよ
百貨店では様々なブランドが取り揃えられていて、何を選んだらよいかまったくわからない状態だった。
ここはプロに聞いた方が良いと思い、販売員さんに声を掛けた。自分のものを買う時はした事がないその行動に、母親は子のためならなんでもやるなぁ、とふと思った。
でも、勇気を出して聞いてよかった。販売員さん曰く、
- 子供の足の骨は大人に比べて数が少ない
- 数がそろうのは4歳頃
- 骨として固まるのは7~8歳頃
- かかとや足首が弱いので、しっかりホールドされるハイカットタイプがおすすめ
とのこと。
えー、骨の本数少ないの!?と驚き。あんなにしっかり歩いているように見えて、子供の足は弱いのね!
いただいたアドバイスを踏まえて、デザインと価格のバランスが取れたものを…と選んだのが、ミキハウスのファーストシューズ。キッズデザイン賞を受賞した商品です。


真っ赤なファーストシューズ。子供にこそ似合う、パキッとした原色の靴。その昔、私もミキハウスの赤い靴を履いていたそうな。世代は巡るのね。
初めての靴で、親の私達もきちんと履かせられるかな?と不安だったが、そんな心配はご無用。グズる暇もなくサッと履かせられます。
友人曰く、この、ベロが片側のみ大きく開く点が履かせやすく、かつテープが止めやすくて良いそうです。

赤いくつ、とてもかわいい。娘も大層気に入って、外出後、靴を脱がすのに苦労するほどだった。
我が家に迎え入れたファーストシューズは、その後4ヶ月に亘って娘の足と外で遊ぶ楽しさをサポートしてくれた。

小さな、13センチの靴。その役目を終えても、私は大事に箱におさめて、記念に残している。
また一つ「はじめての」を経験した娘。あといくつ、「はじめて」が残っているかな?これから「はじめて」がつかなくなっても、買い替えたり経験したりするたびに、娘の成長を喜べるような親でありたいです。
(ちなみに)1歳5カ月現在、14センチまで大きくなった娘の足。もはや「ファーストシューズ」の域を超えてしまったので、セカンドシューズとしてこちらを迎えました。
このお話しは、またあとで。
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▼ミキハウスの商品は良いものばかりだと思う。

