
わたしは年末年始が大好きだ。
11月に入ると、ホリデーシーズン突入!と大々的に謳われ、どこもかしこもクリスマス。街の飾りやイルミネーション、プレゼント選びやパーティーでお出しするお料理の話、恋人同士での過ごし方など、影響範囲は多岐にわたる。
そしてクリスマスムードは24日の夜に真骨頂に達し、何故だか25日の夕方には息切れしている。
26日になると空気は一変して、静かなようでいて浮き足立つ気持ち。ここからは急転直下である。仕事納めをして、良いお年を、なんて言い合い、門松を飾る。
この日本人の変わり身の早さがたまらなく好きだ。12月25日まで、たしかに騒がしかったのに、1日過ぎればもうおごそかになっている。だからきっと、明日になれば、もういくつ寝ると〜なんて雰囲気になっている。来年こそは良い年にしようね、なんて言いながら、頭の中では美味しいものを食べることでいっぱい。年賀状もやらなきゃな。サンタが訪れオモチャまみれになっている汚部屋の我が家で、私は大掃除とおせちとお年賀で頭を悩ませている。まさに、クリスマスとお正月のはざまである。
ハレ続きの楽しい期間、家族で過ごせる日を大切にしようとおもう。