
強烈なタイトルですみません。
少し前の話ですが、娘の保育園でダンゴムシブーム到来。
「ダンゴムシ持てるんだよ~!」が自慢ワードになっているようで、(両親に似て)虫嫌いの娘が、「ダンゴムシ持てるようになったんだ~♪」と教えてくれるようになりました。
そこまではかわいいものなんです。が!!
ある日、保育園にお迎えに行くと、リュックからカサカサとビニール袋の音が聞こえる。
水にぬれた服が入ってるのかな?と思い、「水遊びしたの?」と聞くと、
「え?このビニール袋にはねぇ、ダンゴムシがいるんだよ!」
!!!!!
見ると袋の中にダンゴムシが1匹…。
久々の虫にクラクラする私。
「お、おうちに帰ったら、お庭に返してあげようね…」というと、
「うん、ダンゴムシちゃんは、今日はみーちゃん(娘)のおうちにお泊りするんだって!」
とのことで、持って帰ってきました。
その様子がこちら(閲覧注意)。

腕に乗せてる…(ヒィィィ)
この子はわが子なのか…と驚くほどの、ダンゴムシちゃんとの仲良しぶり。
ただ、私は保育園の先生に、子どもにこういう体験をさせていただきありがとうございます、と言いたい気持ちでいっぱいなのです。
東京都公立保育園研究会が発行する「はぐくみ」という冊子の中川奈緒美さんのコメントに、以下の一節がありました。
例えば、親が「虫が苦手」ですと子どもも虫に触らない、(中略)子どもが、親の器がつくる”見えない壁”を飛び出すことが難しいことになる
たとえ自分は虫が苦手でも、隣に住む虫好きのおじいちゃんから虫の世界の奥深さを手ほどきしてもらえたら…。(中略)子どもたちはどのような力を身に付けるでしょうか。
子どもは常に「親の器がつくる”見えない壁”」に囲まれています。
特にわが家は、私と主人の趣味や嗜好が似ているので、経験してあげられることに偏りがあるのでは…といつも不安です。
だからこうして、保育園で親の器を飛び越えさせる経験をしていただけるのは、本当に本当に、ありがたいです。
また、これからの子供たちはいろんなコミュニティを形成していく必要があると思います。
その時に物怖じせず、自分の言葉で意見を言えるようになってもらいたいから、これからも家庭以外の場所――保育園や習い事、親せきや友人など、たくさんの人に会って、親以外の価値観に触れる機会を作っていきたいなぁと考えています。

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